インタビュー

祖父や父と同じく、私も大学では歯科口腔外科にて学びました。

祖父も父も歯科医師だったため、私も自然と歯科医師を目指しました。二人と同じく、私も大学で力を入れて学んだのは歯科口腔外科です。

外科と聞いただけで恐がってしまうと思いますが、治療の流れなどを分りやすく説明し、少しでも不安を減らしていければと考えています。

予防を中心とした歯科医院に変えていきたいです。

父や祖父からは、患者さまのお話をきちんと聞くことや丁寧な説明を行うということを受け継いできたつもりです。二人は患者さまに優しい診療をしていたので、見習いたいと思っています。

虫歯や歯周病を治すことはもちろんですが、お口全体の健康を守っていく必要があります。 今は治療から予防をするという考えに変わってきています。 定期的な予防をすることで虫歯や歯周病の進行を遅らすことができます。 そうすることで、治療をすることになっても少ない通院で終わることも可能ですし、歯を削ったりする量も減ってくるので、 歯科に対する恐怖心も軽減していくのではと考えています。
治療が終わったらそれがゴールではなく、歯の痛みがなくても半年に一度の検診を勧めていきたいと思っています。

祖父が患者さまを診ていた南千住で、私も歯科診療を受け継いでいます。

なぜここ、南千住の住宅街で診療をしているかというと、祖父がここで診療をしていたからです。祖父の体調が悪く休診している時に、今まで診ていた患者さまの中には、少し遠い父の診療所に通院してくれた方も多くいらっしゃいました。そういう方々のためにも南千住で続けていかないといけないと思い、診療所を建て替え、当医院を開業しました。

実際、私自身も小さい時にここに住んでいたことがあるので、いろいろな記憶もあり全く知らない土地ではないことは開業にあたって良かったと思っています。

祖父の優しさのこもった診療が、多くの患者さまに愛されていた理由だと思います。

祖父の診療は何度か目にしたことがあるのですが、言葉遣いに気を付け、患者さまに優しい診療を行っていました。私もこうすればいいのだなと学ぶところが、たくさんありましたね。